うきうき日記

本命 今井翼と西川貴教と堂本光一なゆきこがタキツバと今井翼関連しばりで書いている繰り言の垂れ流し

Golpe(ゴルペ)2021 所沢公演感想(辛口)

今井翼のソリタリが見たいナ♡

一応用語解説
ソリタリとは、EndlessSHOCKのナンバーで光一さんがセンターで踊るシリアスなダンス曲。コウイチとライバル役の対立が顕在化するきっかけになるストーリー上でも重要な1曲。

いや、ファルーカ。
フラメンコっていいつつそうとうアンダルシアに憧れてないっすか?
私、松本ではなくてフラメンコダンサーの潤くんに浮気している関係でですね、一般的な今井翼ファンよりはちぃとばかりフラメンコ見まくってると自負してまして、ですね。
フラメンコっぽいジャニーズナンバー代表のアンダルシアですけれども、まぁやっぱりフラメンコではないわけですよ。
音のとり方とか、身体の使い方とか。
で、今井さんのファルーカ見てる間、っぽいなぁ、っぽいなぁ、でもまぁフラメンコか、いやしかしっぽいなぁとずっとぐるぐるしてまして、もう今井さんったらコンクリートならぬステージにキスまでするし。
んで「んん?まぁいいか」ぐらいで拍手して、次が佐藤先生の本気シギリージャじゃないですか!
フンガッ!かっこいい!!
つか私、佐藤先生は今までもそれなりに見てたんですけどあんまりかっこいい思ってなくて、それがおととしぐらいに、舞台だとなんかハマらないけどタブラオだとすんげぇいいな、となって、でも今回は舞台だから佐藤先生にはそこまで楽しみにしてなかったんですね。
昨年のゴルペでも鍵田先生はさすがだが佐藤先生はやっぱりタブラオだね!と思った。
んだけど、え、なに、今回の三味線シギリージャ超かっこいい!!!
舞台に乗る作品然としてるんだけど佐藤先生っぽい泥臭さがあって、なんか深い!
いや先生、いっしょけんめい今井さんが踊ったのにこれ並べられたら厳しいよーと思ったけど順番逆ならもっと厳しいし、ってかそもそもそんなこと思うことがダンサー今井に対して失礼千万。
いやあの、「がんばって練習した振付を間違えずに踊った」ように見えて、……こんな感想今井さんに対して言ったらむしろ侮辱だよね(_ _;)
昨年11月の前作ではそこまで辛口な感想じゃなかったんですよ。
理由はわかってて、前作は完全に今井さんのソロって感じのナンバーはなくて、みなさまに見守られながらの短いソレポルぐらいだった、てのはある。
でも、それより大きな理由は、年末のファンクラブライブ(配信)最初の2曲が脳が沸騰するほどかっこよかったからです。
ワンナイトジゴロの、間奏の振付というほどでもない音楽に合わせた軽い動き。
勝手にしやがれのスッと身を引き指をさすその完璧なまでの無駄のなさ。
マイクスタンドに這わす指。
こっ、これ!これいまいつばさ!
な衝撃。
で、私の中では認めざるを得ない、今井さんのフラメンコは今井さんのジャズダンス(なの?ジャズダンスの定義がわからんが従来今井さんが得意としていたのはジャズダンスと分類されているようなので)ほどのステキさには全然達していない。
そんで、ま、正直、そのジャンルがジャズダンスだろうがフラメンコだろうが、こちとら超かっこいい今井さんが見たいんですよ。
「うんうんがんばったね(^-^ )」じゃなくて、「!!!!(♡A♡ ) !!!」と言葉を失いたいわけですよ。
だったら、アンダルシアに憧れた風味のファルーカより、アンダルシアに憧れてをちゃんとやってくれたほうが、より確実に超かっこいいことをこちとら知っちゃってるから、つい。
で、そのままだとアンダルシアなんだけど、佐藤先生お気に入りの、ライト当たるだけで拍手のあの絵、ソリタリ冒頭っぽい。
ソリタリ今井翼で見たい病は私、もとからあって、脳内でどれだけ妄想していることか……。
ふぉ~ゆ~引き連れて今井翼センターで(ってフォーメーションを見せる曲だからその人数じゃできないけど)ソリタリやったら卒倒するレベルでかっこいいじゃん。
(光一さんに不満ってわけではないですよと念のため)(ソリタリ設定が「ライバルの代役をアドリブでコウイチが勉めた」だから、本来のライバル自身が踊ったバージョンはどんな感じなのかって考察、しません?)
なんちゃってフラメンコオタク的な感想を言うと、リズムと遊ぶ感覚がなかったのよね〜。
群舞なら決め事をきちんとっていう美しさだから、振付や演出の責任かなって思うけど、がっつりソロで1曲となると、踊り手に対する物足りなさになるなぁと。
んなわけでファルーカに対してはわりとぐだぐだ言うんですが、その他のわちゃわちゃとフラメンコメドレーとか、フィンデフィエスタ(イィ!のやつ)とかは、楽しそうでかわいくてかっこよかった。
ソロはるにはまだまだかな〜ってところ。

ライト当たるだけで拍手!と言いつのる佐藤先生に、「そこ否定しませんよ!」と返す今井さんよかった。
舞台上に立つ人として、それ実力やもんな。変な謙遜はせんでいいわ。
今井さんの中で佐藤先生が、甘えていい相手になってるのが見てとれて、ほほえましいありがたいよかったねな一方でうすら寂しいというか、うーん、いや今井さんがそういう軽口を叩ける相手で一番に思い付く人、いたよねって思っちゃうだけ。佐藤先生と仲良くなってること自体は私も嬉しい。
あと矢野吉峰さんわりと好きなので、矢野さんが今井さんのこと気にしてくれて遊んでくれて(舞台上の話ね)いるの嬉しい。
そいや今回の席わりと矢野さんも見やすい位置で個人的に嬉しかった。
フラメンコメドレーでわっちゃわっちゃ楽しそうにやってたのに途中で今井さんが「じゃ」って感じでハケちゃってあら寂しいって思ったら、その後舞踊団が合わせてハイスピードで足打ち始めて、なるほどやっぱり足を打ち鳴らす、が今井さんには難しいんだな。
揃える練習時間とるのも難しいやろしなぁ(ちょっと寂しい)。
鍵田先生の和風の創作物2曲よかった。
佐藤先生と矢野さんと三四郎さんが女性3人にふられるやつは、やっぱり佐藤先生なんかギャグっぽい。
(矢野さん見てる。矢野さんは踊り方きれいだなと。佐藤先生は泥臭くて二枚目ではない)
一生懸命がんばって踊って這いつくばってやっと拍手をいただける佐藤先生の三味線シギリージャは、イライラしたり憤ったり悔しかったりがつまってて最後の這いつくばった姿勢もなんか泥臭くかっこ悪くて、逆境にあるヒターノの生活からうまれたとか、その人の生き方が表れるとか言われるのはこれか!と思った。
対して妖怪のような神懸かりのような狐憑きのような鍵田先生。
鍵田先生は能面のような表情してるよね踊るとき。ただの無表情じゃなくて。
この二人が夫婦なのおもしろい。
演出・振付は、佐藤先生になってるけど、泥臭く生活感がある佐藤先生が、異形のものを思わせる鍵田先生の振付もしてるんだろうか?
そう考えると佐藤先生の幅の広さ感じるな。