ちょっと、早かったかな……。

純粋に故人を思っての発言ではない。
故人にまつわる人を思って。

滝様と翼が次に顔を合わせるときは、社長姉弟の葬式だろうと９月を過ぎてしばらく思っていた。
実際には８Jがあり、カウコンがあったわけだけれども。
カウコンを私はタキツバの社葬と呼んでいる。
あれで終わって次に顔を合わせる日は年単位ないと思ったらトラジャコンの翼目撃情報。
実際のところ、ふたりの関係性は、どうなんですかね。
つまりまぁ、私は社長の葬式に、翼は来ると思っている。
滝様は当然、主催に名を連ねている。
私は、破局したふたりが本人の意志とは関わらず顔を合わせる場としてずっと念頭にあった。
そういう私の文脈で、いやまだ早すぎるという甚だ故人を無視した感慨になる。
でも、みんなそんなもんでしょ？
偉大なる先輩方の、３人の方が参列するかとか、みんな気にするでしょ？
せっかくだし、田口氏とか山口氏とか、来たらいい。
おとうさんもその方が喜ぶでしょうに。
以前に書いたが、ドーム１週間借り切って全所属タレント、辞めた人間も含めて、盛大にコンサートやればいい。
それこそ郷ひろみから。
そだねー衣装は黒で統一かなー。
作り込まないで、お祭りみたいな無礼講コンサート。

滝様はもう戻ってこないんだなと思った。
今までは、戻ってくると思っていたと言うより、戻ってこないと思っていなかったと言う方が正確か。
まぁでも、今井翼が本格的に復帰を考えるときに顔出しをしてさらに一曲やってくれるぐらいの酔狂は変わらずあり得ると思っている。
事務所に本当に対立があるのであれば、後ろ立てを失った若社長の立ち位置とか。
滝様にデビューさせる権限ないままなら、スノとすとんず、どーなるんかな。
社長の目の黒いうち、だと思ってた。

まぁ、演出家滝沢秀明にも若社長滝沢秀明にも私は興味ない。
私が好きだった人と同じ名を持つ別存在だ。
事務所が今後、さらなる発展を遂げてもゆるゆる衰退に向かっても、私には関係ない。
光一さんはきっと東宝がなんとかしてくれるだろう。
今までネット記事が出ても気にも止めなかったけど、実際に社長が鬼籍に入られたら堂本の剛さんの去就がふと気になった。
どーなんだろう。
キンキが今、決して安穏とした状況でないことはわかる。
しかし今の私はキンキファンは返上してしまった。
今、何事かがあっても私は「ああそうなんだ」で自分ごととして感情を動かしはしないだろう。
そんな自分を申し訳ないなーと思う。

どこから見越してどこから計画が敷かれていたのか、あるいはいなかったのか、翼の病気がなければどうだったのか、退所がなければどうだったのか、ケンタキとはなんだったのか、なんで活動休止で滝様は落ち込んだのか、再度おさらいして一通りぐるぐるして再度モヤモヤしたけど、酒入ってないし泣いていません。
決してキレイな感情ではないけれど。
人としてすばらしい方だったこと、私の好きな人たちに良いいろいろを与えてくれたことなどなど疑ってはいません。
ご冥福を。
そしてこの喪失が、決して暗いものになりませんように。