うきうき日記

本命 今井翼と西川貴教と堂本光一なゆきこがタキツバと今井翼関連しばりで書いている繰り言の垂れ流し

飲みこみすぎた言葉が多過ぎて肺にあふれて心をふさぐ

MEGAMI by中島みゆき
https://sp.uta-net.com/movie/54738/

母親が好きで幼少期に刷り込みが行われたため、中島みゆきはけっこう知ってる。
ただし、90年代まで。
で、このタイトルに書いたフレーズは事あるごとに不意に出てくる。
感情とはそのようなもので、良い演技はこのようなものだと私は思っている。
溜めて溜めて、それでも溢れてしまったように見えるものが感情。
私は役者好きでもドラマ好きでもなくあんまり演技の良し悪しなんかわかんないんですが、私のこの感情とは論に、滝ちゃんははまっていて、だから好きな役者は滝沢秀明(と中森明菜←役者好きでなさが伺えるセレクトだな)。
滝ちゃんは色々飲み込んでいるように見える。
溜めて溜めて、感情が内側に溜まっていることがうかがい知れる、ように見える。
幸福なタキツバ絵図の基本は、翼が楽しんでいるのを見て嬉しそうな滝ちゃん。
楽しいはその場その瞬間に反応して発する感覚。
で、嬉しいは中に溜まるんだな、と2人を見ていて思った。
タキツバ2人の仲良きことを祈るファンは、滝ちゃんのその嬉しいな幸福だな、という感情に感化されているように思う。
滝ちゃんの演じる表情は常に、お腹に湛えたたくさんの感情を飲み込んで、抑制して出してるなという風に見える。
ここの2人は、表面は理性的な滝沢秀明と感情が溢れてすぐ泣いたりする今井翼だけど、本質は思いの丈を溜めた滝ちゃんとクールな今井さん、というそのズレが作品にも表れて奥行きになっていると思う。

思うところが生じるイベントが多い9月に、浮気相手の潤くん(松本にあらず)が留学行っちゃうタイミングが重なって、しんみりする機会は増えた。

中島みゆきでも9月の歌あった。
船を出すのなら九月
https://sp.uta-net.com/movie/53879/

暗い。
みゆきの、やけっぱち感がいい。

でもみゆきだったら一番好きなのは最後の女神で、
「言葉にならないSOSの波 受け止めてくれる人はいるだろうか」
を滝ちゃんはできる存在になろうとしているんだなと思って、あ“ーーーという気分になる。
それをお門違いだ引っ込めと言う人は当然いるだろうし、この女神当人はどー考えても幸せにはならない実現不可能な架空の存在なのだ。
https://sp.uta-net.com/movie/5331/

滝ちゃんがギラギラした自己実現に貪欲な(貴教みたいな)人だったら、話はすごく簡単なのに。
他者のためが行動原理なところがめんどくさくしてる。
私たちは滝ちゃんがそういう人だと思っているから批判にキレる。
でも、俺は俺のために生きてお前はお前で好きに生きてそれをすり合わせてうまいことやっていけたらいいねって人だったら、翼を追いつめることなく今も、楽しくやっていけたんじゃないのと、別れに際して「迷惑かけてゴメン」を繰り返した翼に思った。
滝ちゃんの、どう考えても美点であるはずのその気質が、翼を追いつめて滝ちゃんを不幸にした、ように見えた。
他者のためを考えて行動しましょうって教育は、基本的に正しい。
人間とは利己的な存在だからである。
しかし基本が利他的な人がそれを突き詰めて行動したら不幸になったという容赦ない実例。
重くて重くて翼はつぶれた。
滝ちゃんは翼が楽しんでいるのが幸せだったのに。
三原順はみだしっ子(古典的名作少女漫画)も思い出す。
あなたの幸福が私の幸福、では俺が幸福でないから君は不幸で、君を不幸にした責任を俺は感じなければいけないのか?そんなのまっぴらだ、みたいな議論があって、それを思い出すのだ。
翼が滝ちゃんを凌駕する大人物であるか、途方もないバカであるか。
残念ながらどちらでもなかった。

副社長就任はタキツバファンにとっておめでたいことではありません。
批判的なジュニアファンが言うように、自己実現のためにジュニアを使えばむしろいいと思う。
そうしたらいろんな齟齬の一端がむしろ解消するんじゃないかしら。
ご自愛くださいますように。
批判上等で自分のやりたいことバンバンなさいますように。