うきうき日記

本命 今井翼と西川貴教と堂本光一なゆきこがタキツバと今井翼関連しばりで書いている繰り言の垂れ流し

おっさんアイドル何が悪い、という主張。

「アラフォーでアイドルって。やめて正解」って、タキツバは当然言われて、天下の嵐様でさえそういうコメントを見る。
「劣化」と言われたりするが、そちらはまぁ、趣味の違いだろう。
私は多分、肌がちょっとお疲れの感じが好きという言葉にするとなかなかに変態っぽい趣味の持ち主だ。
年末の大忙し滝様の吹き出物に色香を見、久々に見たまつじゅん(いや…だってお目当てと絡まなきゃわざわざ見ないじゃん)がイメージより歳くってて肌疲れてるなって思って美人だなと思った。
そんな趣味の私は、容姿売りが若い子専売特許だったら誠につまらない。
まぁ20代前半今井さんのふくふくした頬っぺは生唾たまるかわいさだったので、惜しい…と思うけど、それは劣化とは違う話。
だいたい若かりし今井さんは美人過ぎるんですよ。
あんなに美人じゃ幸せにならない…と当時から思ってたから、まー容姿落としたくなっても仕方ないわ。生きていかなきゃならないんだから。

男性アイドルとは何か。
アイドルという語の元々のイメージは、10代から20代前半の、若さと顔が売りでパフォーマンス力は二の次三の次、むしろ未熟さが愛敬で稼げるだけ稼いで数年で消えていく、消費期限短い儚いスターっつう感じかと。
実際のところは、アイドルの古典ともいうべき、山口百恵松田聖子中森明菜なんかが実力よりも愛敬売りかっちゅうと…?なんだが、となるとすでにここで一回、語の意味が転換してるのか?
まぁ、とりあえず今のところ、アイドルという語は蔑称のニュアンスを含んでいて、「アラフォーでアイドル?」という人々はこの意味で使用していると思う。
ハロプロやらAKBグループやら、女性アイドルは卒業制度(って詭弁に聞こえてなんかヤだ。脱退って言えよ)を発明し、個人の短い消費期限とグループの長期存続を実現、元々のアイドルイメージとの乖離は生じていないのだろう。よく知らないけど。
で、ジャニーズが代表する男性アイドルの方は、偉大なる5人組の先輩をその開祖として、アラサーアラフォー不惑を超える道を、開いていった。
男性アイドルと女性アイドルは現在、まったく別物じゃないの。
で、ここで生じる疑問。
え、それってアイドル?
女性アイドルは乖離がないんだから、進化を遂げた男性アイドルの方に違和感を持たれるのはこれは仕方ない。
これ前提。

「歌って踊る男性グループ」にアイドル以外の、つまりは蔑視を含まない呼称が存在するなら、喜んでそっちを使うファンは多いだろう。
タキツバよりキンキの方がニュアンス伝わりやすいと思うんだけど、バラード売りの歌う二人組に、年齢制限いる?
キンキときんぷりを同じ土俵で比べられても。
剛様の張りのない退廃を纏った生々しいエロスのかっこよさを感知する能力に欠けた奴は10代男子のニキビでも見とけばいいけど、いや、そもそも違うじゃん。
で、アイドルって語の元々を考えると、キンキってアイドルか?はて……とは思う。
思うので、アイドル呼称を卒業できるなら全然してくれてかまわないんですが、キンキもうアイドルとしてはとうがたってるから解散するべきとかなると、
はあっっっっ!!!???
てめぇ死んどく?
ですよ。
30代後半以上のアイドルを好きな人はわかってくれますよね?
キンキは当人たちが歌専門職を名乗って久しいし、性格的にアーティスト臭漂う変人ふたりなので、比較的世間様は彼らの技能を評価してくれていると思う。
彼らはアイドル以前に歌手であると。
しかし、恐らくは、おっさんアイドルを好きなすべての人は、その技能を、作品を愛しているだろうよ。
むしろ見てくれと萌えだけで人の金銭感覚狂わすおっさんいたら、それこそ惜しまず称賛してしかるべきじゃね。
天性の芸能人じゃん。
私にはよそ様のことはわからんけど、見える範囲で思うことは、V6好きな人は彼らのキレと歌声のバランス?当然好きなはずやろって思うし、ジャンプくん達の揃い方とかフォーメーションのきれいさが言うまでもなく好きやろって思うし。いやジャンプくんこの話題に出すにはまだ若いけど。
その技能を愛している。当然。そのレベルが落ちてるって批判なら真摯に受け止めるべきだが、アラフォーならもうやめたらって、

死ね!

で、ここから先、おそらくファンになる素質の持ち主か否かで評価が大きく分かれると思うんですけど、専門職にならない魅力を、これをどう見るか、になってくると。
タキツバで言うと、今井単品はほぼダンス専門職。
この分野で難癖つけるならむしろ、ファンやわ。もっと上いける!的な。
滝様単品は俳優専門職。
大河主演やってたらとりあえず名声はいいでしょ。
上手い下手は評価わかれるけど、来てる役見ると、演技力に評価がないと来ない役じゃないかと私は思っている。
ダンサーと俳優に、体力とか、似合う役柄が変わるとかで制約があっても、それは年齢制限じゃないよね。
じゃあそのダンサーと俳優がふたりで歌って踊ることに年齢制限いるのか。
いやこういう書き方したら、ダンサーと俳優がふたりで歌って踊る必要あるのか?かな。
キンキは説明しやすい。
光一さん単品はミュージカル俳優、剛様はいろいろあるけどファンクミュージック。
それぞれでも歌うふたりが揃ってやっているのがキンキという歌うグループ。
タキツバは、そんでキンキ以外の単品は歌メインでないメンバーを含むグループは、
アラフォーでアイドル?イタくね?
に対抗する言質構築はここが難しい。
例えばタキツバなら「ふたりのハーモニーはすばらしいのよ!」的な、実はレベル高いんだ主張だったりするんだが、私はそれ、説得力欠けるなーと思う。
いや、私はファンだからしてすばらしいと思っているし、興味を持ち手にとって頂いたら十分に満足のいくクオリティを備えていると思う。
が、歌唱のプロとして、彼らを愛してるかっちゅうと、いやーそういうことではない。
ダンサー今井の属するグループとしてそのレベルの高いダンスを見て欲しいかっちゅうと、えーと、滝ちゃんかわいい。
(いや、ジャニーズ基準で滝ちゃん下手ではないんだが。今井さんのお隣基準となると…)
(多分、ダンス大好き光一さんでもまだまだってなるし←暴言)
でもなぁ。それこそが好きなんだよ。みんなそうでしょ?
おすすめするとなったら、専門職の方が勧めやすい。
しかし好きの本質はそこじゃない。
なんだろなー、素人性?
素人のおっさん見てて楽しいか?いや楽しくない。
うーんそういうことじゃないんだ。
顔?萌え?いやもちろん大好物だが。
タキツバに関しては滝様も翼も本業でしっかり立ってるんだから、たまに手慰みにアイドルやってもいいじゃないそれを好きなんだから放っといて、あたりが納得を得られそうな気がするが、本質はそうじゃない。
他に立つ本業なしでアイドル専門アラフォーアラフィフアラ還成立するだろって言いたい。

タキツバの、結果的にラストシングルとなった山手線外回りって曲があるのだが、どんな曲かというと山手線の駅名にかけて終わりを予感した恋の歌、というとよくわからないが要するにおもしろい歌である。
内回りと合わせてNHKさん、みんなのうたで使ってくれたらいいのになって思うんだが、まぁそんな感じの曲。
駅名覚えゲームになるから幼稚園とかで流してほしい。
で、例えばこのような曲を、プロフェッショナルな今井様ふたりみたいなレベルでやったら成立しないのである。
(この曲からすると)ムダにキレッキレで姿勢保持完璧な今井様と、一生懸命な滝ちゃんのふたりでダサい振り付け踊ってる、その塩梅がステキなのである。
歌唱についても同様、これ、断言するけど歌うまい扱いされてるキンキキッズには歌えないから。
私、キンキのシングルが山手線やったら激怒する。
そういう、技能を重視しない曲はそれこそ見てくれのかわいい肌が水弾く若い子が歌えばいいじゃんってなりそうだけど、そういうことじゃない。
(まず、若いだけではこのふたりより見てくれのかわいい子なんぞそうそういないぞ、とファンは思うものだ)
私はファンなので、信憑性が割り引かれることは承知だが、このふたりの最大の特長・特異性は漂うVIP感、気品、ノーブルさ、上流階級感だと思う。
ちなみに最大の特長とか言っといてなんだが、キンキもVIP感満載である。
私に言わせると、キンキは王族でタキツバは貴族。
生まれながらの王族キンキはラフで自由だけど運命が縛る。
タキツバはなんか、外交官(って王子がやってたりするよね)って感じ。職業がある。
キンキとタキツバの違いを語りたいトピックじゃないのでこの辺にしとくけど、山手線タキツバに歌えてキンキは歌えない差は王族と貴族の差なんだ。
で、このノーブル感漂うふたり、滝様の何かを諦めた者がもつ悲しげな明るさと今井さんの暗めの美貌でストイックな眼差しでぶれない体幹で完璧な拍とりで、宴会芸など無縁だろってノーブルなふたりが敢えて宴会芸レベルのダサい電車ゴッコの振りを踊ることから生じる妙味。
で、山手線というと、通勤電車だろと。
貴族なふたりでも働いているから、働いて30半ばだから、山手線使ってるわけねーじゃんというムードと同時にサラリーマンに対する想像力も備えている。
ちゃんと、創造性なんか絵空事のルーティーンを誤魔化しながらうんざり腐ってる疲れたサラリーマンに対する視線がある。
これを単純に若い子が歌えば、優しさのない曲になると思うのよね。
庶民的なグループが歌えばガチャガチャした、せわしない曲になると思う。
別に彼らじゃなくても歌えるけど、彼らだからこその味がそこに色濃くある。
で、それを技能と呼ばないのおかしくないかという主張だ。
彼らのノーブルさと眼差しの優しさは、歌声や身のこなしと同様に類い稀な技能じゃないの。
水を弾くパーンとした肌と、張りはなくても落ち着いた肌の発するメッセージは違う。
そこにある信頼感とか、なんなら漂う不信感でさえも、それはそれで作品の妙味ではあり得る。
その、私たち、そーゆーものが好きなんじゃん?
それを、アイドルとは「明るく華やか若さ元気さ」みたいな押し込み方で十把一絡げに否定されたらたまんねーんだよっつう。
鮮度以外を関知する能力がてめえにないこと自慢してんじゃねぇよ。

かつて漫画や小説が大人の読み物と見なされなかったように、アイドルも広がる過程なんだろうと思うけど。
あとまぁ、何が悪いって、パイの取り合いだからなんだけど、すでに長文なのでまたの機会に。