うきうき日記

本命 今井翼と西川貴教と堂本光一なゆきこがタキツバと今井翼関連しばりで書いている繰り言の垂れ流し

葬式(私事)からの不謹慎紙一重のエンタメとは考察。

葬式ってエンタメの原点じゃね?と思いましたですよ。
喪失をどう受け入れていくかのほうが、祝い事より圧倒的に深刻でしょう?
貴人の死を悼む祭事がエンタメの原点じゃね?

私事ですが年末に親戚の不幸がありまして。
母方の叔父なんですが、叔父は本職の坊さん。
昨日は四十九日でした。
本職だけあって、おそらくは最高級の葬式および四十九日法要だったわけですよ。
複数人の坊主が声を合わせて上げる経と鈴と木魚のハーモニーは音楽的でなかなか素敵だし、仏に向けた手慣れた所作はやっぱり本職のかっこよさがあるんですよね。
葬式のときは親族席で、感覚的には最前サイド席で、うわっセンターから見てぇ!ってヤキモキしたんですが(お堂の扉が開いていて、外から檀家さんが参列してくださっている。センター席は檀家さん)、四十九日法要は親族だけの内輪行事だったため、センター席から見れた。
下手奥で鈴と木魚担当のお坊さんが、さらにお経は全員唱和なんですが、言うなればドラムかつサイドボーカルかな。
スゲェ!かっこいい!と思って。
で、親族にも経本渡されて唱和してください言われたんですが、いや、難しいっすあれ。
ふゆんふゆんふゆんって延々続くような東洋的旋律、意味と無関係に進んでいくし、息継ぎタイミングわかんない(←決まってないけどお師匠さんの影響受けるって。堂々とワンフレーズとばしたり各自でしてる)。
ちなみに、坊さん自身も、元が漢文ぐらいの経なら意味わかってるけど、元がサンスクリット語で音の漢字をあてはめたような経になると、「解説本は無数にありますが僕はわかりません」言い切ってました。
お経は音楽でいいんだと思います。
法要は葬式にくらべると、経とご焼香しかないから、どうせなら葬式見たかったけど、十分楽しかった(←語弊ありあり)。
いやね、これ、ジャンルとして葬式好きっているんじゃね?と思ったけど、よく考えたら私、一般的な葬式って父方の祖母の一回だけで、母方の祖父母と今回の叔父は寺族と呼ばれる最高級葬式だから、ちょっと出会う率普通は、ジャンル好きになるには低すぎるか。
お坊さん法要だって四人いたけど、葬式になると10人超えてて、でも言うなれば同僚の葬式だから、お坊さん側の思い入れも感じるんですよね。
故人と個人的エピソード持ってるしね。
なんかいろいろ含めて、これ、けっこう良質のエンタメだぞと不敬なのか微妙な感想をもったですよ。

故人は酒好きだけど家族は飲めないので相手してくれんそうで、相手がいると嬉しいらしく、悪いと聞いて顔見に行ったら、いそいそと燗つけてくれたなぁ。
葬式っちゅうのは故人を肴に酒を飲んだらいいんですよ。
悪酔いしないようにね。

追善供養とは何か。
ひとつは惜しむこと。なぜ死んだと嘆き悲しむこと。
もうひとつは褒めること。大事なのは比較して褒めるのではなく、故人のすばらしいところを見つけて一晩中でも讃えること。
じゃあ、我々のやっていることあながち間違っていないね、と思ったですよ。
他を攻撃しちゃダメですよ。
そこだけ気を付けましょうね。
なんでなんでいなくなってしまったのと嘆き悲しんで、どんなにか素晴らしかったと褒め称えあいましょう。
七回忌ぐらいまではそれでいいって、仏様の教えですよ。

んで、思ったんですけど、おじいちゃんのそのときは盛大にタレント総出で24時間耐久コンサートとかやればいいんじゃないですかね。
葬式っちゅうのは無礼講なんで、出てった人たちも出演しちゃいなよって。
あ、違う、参列しちゃいなよ。
それこそ、ひろみゴーとかクラスからね。
当然、5人組の先輩もね。
不祥事系で出た人とかも含めてみんなみんな。
姉ちゃんの方もね。
もう、姉ちゃんオキニ全員集合したらいいんじゃね。
良くも悪くもじいちゃんとその姉ちゃんの事務所じゃないですか。
姉ちゃんのそのときは、嫌われ役を一手に引き受けていた姉ちゃんも、明るく送り出してほしいよねって。
絶対チケット争奪戦とんでもないんで、なんとか権利関係クリアして、円盤販売してほしいっすね。